北に荒川、東に深沢川、両河川が合流する高台にあり、稀に見る頑強な要害だった。 北と東は両河川による天然の水掘り・深い谷となっていて侵入は不可能。 南西の方向だけに防御を集中できた。 1564年（永禄7年）北条氏康の四男北条氏邦が鉢形城へ入城した。 以後、鉢形城は北条氏の北関東支配の拠点となった。 その後も戦略上の重要性から、各地の戦国大名の攻防の場となっており、1569年（永禄12年）には武田信玄による攻撃を受け、1574年（天正2年）には、上杉謙信が城下に火を放っている。 1590年（天正18年） 豊臣秀吉による小田原征伐がはじまり、鉢形城は前田利家・上杉景勝・真田昌幸、徳川家康麾下の浅野長政、本多忠勝、島田利正、鳥居元忠 らの北国軍 (35000～50000) に包囲され、北条氏邦の老臣黒澤上野介ら (3000) が約1か月の籠城戦を戦ったのち、開城した。その後、徳川家康の関東討入にともない、成瀬正一、日下部定好が代官となって周辺の統治を行った。 1932年「鉢形城跡」として国の史跡に指定された。 2006年（平成18年） 日本100名城（18番）に選定された。 2023.10.30初訪問。 13:00過ぎに到着。いやー広い！ 掘りや土塁、石積土塁もあり、保存状態が極めて良く、神社や人工の橋、鳥居や深沢川も観られる。 歴史館がまさかの休館日だったのが残念。 沢山観て歩いたら広大ゆえ迷子になり、Google Map様の手を借りて何とか生還に成功笑 二時間半程彷徨ったのでほぼほぼ一周した笑 また来てみたいと思います。

まさに天然の要害。北条氏邦が縄張りを拡大し、武田、上杉に備えた重要な拠点。北は荒川に面した断崖絶壁で荒々しい印象だが、城を貫く様に流れている深沢川の流れと雰囲気がたいへん趣き深く、なんだか庭園としても楽しめました。ここは行く価値大です

非常に珍しい石積土塁を見ることができる。また、石積排水溝など、土の城とはいえ、石を比較的多く用いていた城である。通説では山内上杉時代の城は本丸のみとされていたが、近年の発掘調査により、二の丸、三の丸も山内上杉時代に作られたものであることが明らかになっている。それどころか障子堀でさえ後北条氏より前の時代からあったということには驚いた。おそらく堀底の畝はもともと堀底の水を一定に保ち、堀を安定させる、また、いざというときの逃げ道(水堀の中の浅い部分)として、畝を使っていたのを、後北条氏支配の下、空堀で敵に対する防御という意図をもって改造したのかもしれない。鉢形城歴史館では櫓門が復元されている。

Rebuilt of course, but great area to walk around and easy to get to from Yorii station. Extensive grounds and replica buildings amongst the natural features. Well worth a visit and has a good but small museum. Can easily spend over an hour walking around.

Not too much to see here.

城があった場所からなら川側の眺めが良いのかな、と行ってみたのですが木々に遮られて視界は悪かったです。本来は城の上からの眺望で眺めは良かったのかもしれません。城からの眺めが体感できる展望台かそれに近い眺望が体験できるように木々を少し整備してもらえたら良いのにな...と思いました。 公園内には小さな川が流れていて歴史館もありました。園内はアップダウン多めです。

２月に訪問しているんだが、口コミが無くなってました。なので再度来ました。 鉢形城跡地は、戦国時代の代表的な城郭跡として昭和7年に国指定史跡となっています。 城の中心部は、荒川と深沢川に挟まれた断崖絶壁の上に築かれていて、天然の天害をなしています。 関東地方において有数の規模を誇る鉢形城は北関東支配の拠点として、さらに甲斐、信濃からの侵攻への備えとして重要な役割を担っていました。

堀、曲輪の遺構はきれいに整備されていて雰囲気を楽しむことはできます。ゆっくりぐるっと一周、で1時間弱でしょうか。歴史館も見る場合はもう少し時間が必要そうです。