4/5 弘法真魚 11 months ago on Google
流山市名都借にご在所。これで ナヅカリ と読むようです。
初見では、まず読めません。
Wikiで見ますと、流山は地区名がたくさんありますね。
しかも、どれもが歴史を感じさせるものばかり。
実際この地に立つと、周りが、いわゆる「豪農」ばかりという印象。
周囲の家々も敷地ひろく、家も大きく、なんか違うな
というふうに感じます。
その豪農家が立ち並ぶ(と言っても、十分過ぎるくらいのソーシャルディスタンスがありますけれども(笑!))
真言宗、豊山のお寺さん。
山号は荒井山(こうせいざん)。本尊は不動明王で、大日如来の化身です。清瀧院の本尊不動明王は秘仏なので、一切開扉しません。
しかし、わたくしは、あえて引き戸の隙間に、カメラを突っ込みましたが(笑)
教えを守る・秘仏を護る、こういうお寺さんは奥深いですよね。
傳によると、開基1450年代のようです。
こちらはいわゆる「伝法潅頂」を執り行うことが出来るお寺さんのようです。
この「伝法灌頂」ができる、ということは相当の準備と仏具の調達があるということです。
訪問し、ご朱印をいただく際(多分、副住職さまかと思わましたが)、戦国時代には末寺53か寺を有した、との説明を聞きました。
境内には金剛力士像や流山七福神の寿老人像(じゅろうじんぞう)、保存樹木のイチョウやサクラなどがあります。
ほか、「金剛力士像」および「絹本著色不動明王及二童子像」が市指定の有形文化財になっているようです。
個人的には、お寺さんだけでなく、周囲のお山を流してみる必要がありますね。
そうしないと、かつてのお寺の権勢というものがわかりませんから。
しかし、周囲道路は相互通行ながら、クルマを一時駐車して、その場を離れるということは、難しいですよね。
許されるなら、清龍院さんの墓地駐車場に、とりあえず駐車させていただいて、周囲を歩いて、お寺の傳を見て回ることも、良いかも知れません。
ただ、礼儀として、最初に本堂にごあいさつをしてから、のほうが絶対よいと思います。
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