5/5 Cheerio H. 5 years ago on Google
福島県いわき市インドアCQBフィールド「R-Gunスタジオ」の土曜日ナイトゲームに参加してきました。
最寄りの泉駅から3km強の距離に、当初は荷物を預けて歩いていこうと思っていたものの、前日の6kmのメヒコ自転車行でも大概だったのであきらめる。
夕暮れ前に泉駅に着き、タクシーに乗る。10分くらいですぐに到着1680円。
最小限の装備だけ持ってきたので、USPのみである。
さてとりあえず4人が準備できたので、チーム分け後にゲーム開始。フィールドは横幅は15mほどだが、奥行きがかなりある。40mくらいあるのでは。
さらに天井が相当高く、三階構造になっていても上に余裕があるくらい。仮設の二階三階は部分的だが、二階の片側にキャットウォークもあり、上から狙撃するとかなりの射線が取れる。
そして気づいたのが、かなりスニーキングスキルが有効なフィールドであるということ。BB弾を踏まないように気をつければ、スニーカーなら足音をほぼ無音にすることができる。
まあ、その条件的には敵味方同じなのだが、少人数だとほぼフリーにバリケード間を移動することができ、敵の視線をバリケードで切りながら前進や後退するのに一日不自由しなかった。
またキャットウォークが戦略上で大事になっていた。キャットウォークからはほぼ全域が見渡せるので、敵の位置を知らせるだけで味方が有利になり、場所によっては照明で居場所がバレにくいのだ。スナイパーにとっては天国みたいな構造である。
ここをどう取るか、または取らせないかが勝負の一つの分かれ目になっていたように思う。
その後、さらに複数のベテランさんが参加となり、店長もエアコキソーコムmk23で参戦。最大4対4の参加人数となるが、フィールドのキャパとしてはまだまだ余裕な印象だった。
店長を含め古参兵が増えたことで、熾烈な駆け引きの面白いゲームが展開される。明るさも色々変えられて、暗いと影でバレにくくなり、さらにスニーキングが容易になる。
ゲーム形式はカウンターによる限定復活戦で、それぞれのチーム3回とか5回、復活することができる。ゲーム時間も5分なので、スピーディーな展開のゲームが多く、一度も膠着状態にならず面白かった。
一度、敵の1番のベテランさんが、味方2人をそれぞれ2回ずつ倒したことがあって青ざめたが、味方2人計4回の犠牲で居場所を特定できていたので、スニーキングで忍び寄って至近距離から倒すことができた。
味方とも良い連携ができた。敵になったインプさんをバリケードに追い込んだ時、これは倒し切れないな〜と撃ち込んでいると、今日スコーピオンmod0を買ったばかりの若手プレイヤーさんが、反対から走り込んでトドメを刺してくれたのだ。
文章にするとモッチャリしているが、自分が発見し撃ち始めてからトドメを刺してくれるまで、3秒くらいの一瞬の出来事である。5秒は掛かっていない。
共同撃破にせよ、自分が引きつけているのを察知してくれて、即座に行動に移してくれた若手プレイヤーさんの見事な機転が大きかった。これは今日1番のナイスプレーであったと感じる。
こういう一瞬をモノにできるようになるには、やはり他人から教えてもらうのではなく、それを感じ取れる“本能”みたいなものの有無が、何より大事だな〜と再確認することともなった。
本能を持っているプレイヤーは“化け”ます。国内外で何人も見てきました。
さて夜9時半でゲームが終わり、みんなでワイワイ話が尽きない。こういう場が自然発生するだけで、このフィールド「R-Gunスタジオ」さんが良いフィールドということが分かります。
驚くことに店長さんは、顧客開拓するためにパチンコ屋まで営業に行った他、地域のポイント制度にも参画したり、地元ミニコミ誌との連携もしているそう。
その他、親子参加ゲームを大切にしたり、要するにサバゲープレイヤーだけ見た、内向きの運営ではなく、地域に根差したオープンなサバゲーフィールドとして、認知してもらうための活動にも力を入れているということになる。
店長さんは、商圏が小さいからと謙遜するものの、そういった外向きの視点は、サバゲーがれっきとしたスポーツだと認識してもらうために、一人一人が持つべきものなんじゃないかなと感じさせられた良い経験ともなった。
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